2013年2月28日木曜日

バレエの歩き方

舞台では、パを踏むだけではなく
走ったり、歩いたりすることも
当然あります。

でも、これが日常動作の
歩き、走りとは全く違います。

まず、舞踊の歩きや走りというのは
”頭を上下させない”ということがあります。
これは、バレエだけではなくて
日本舞踊やインド舞踊などでもそうで
踊りの基本なのです。

バレエの歩行は、小さなデヴロッペを繰り返す歩き方になります。
後ろから、右足をク・ドゥ・ピエの位置を通過させて、前へデヴロッペして
脚が伸びきったら、重心移動。右足に重心が乗り切ったら、左足も同様に
ク・ドゥ・ピエを通過してデヴロッペします。
これを繰り返します。

日常の歩きと体の感覚が全く違います。
何度も繰り返して
体に覚えさせてください。

こんな感じです↓


2013年2月16日土曜日

飛ぶパ

当然ですが
人間の脚は、
2本あります。

そして
飛び上がりのときに
両足,片足の2パターンあり

着地に
両足、片足の2パターンあります。

ですので、

飛び上がり × 着地

1.両足 × 両足
2.両足 × 片足
3.片足 × 両足
4.片足 × 片足

のパが存在することになります。

1.の代表的パは、シャンジュマン。
シンプルですが、綺麗に行うのは
むずかしいパです。
2.ス・ソンヌ
これは、前後に移動するときは、
まあまあできますが、
左右に移動するときに
初心者で一発で出来る方は
ほぼいないというパです。
3.これは、アッサンブレが代表的ですが、
これも初級者が苦労するパです。
ですが、初級の時にしっかり身につけておきたいパの一つです。
4.パ・ドゥ・シャ、ジュッテ
これは、歩いたり、走ったりという
日常動作の延長にあるパなので、
とりあえず、真似だけはどうにかできるという
パです。

難しく感じてしまうパの場合
自分の重心の位置が動きの中で
感じ取れないことが原因になっていることが
多いので、バーレッスンの時に
自分の重心が両足の間にあるとか
右足のつま先よりにあるとかを
足の裏で感じ取ることを心がけて
感覚をつくることをしてみてください。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


2013年2月7日木曜日

見えないところで勝負がついている

商売柄、

人前で自分の体型を

さらけ出しているわけですが、




よく聞かれるのが

ダイエットしてますか?

何食べてるのですか?

ちょっとしか食べないのですか?

(食が細そうに見えるらしいです)




ですが、

私と一緒にステージに立ったことある方なら

みな知っていることなのですが、

かなり食べるのです。




何をして体型を維持しているのか

皆知りたがるのですが

カロリー気にしない。

好きなもの食べてる。

結局、運動をよくしているからだろうと

皆思っています。




それもハズレではありませんが、

実は

答えは見えないところで

勝負がついているのです。




体には、太りやすいところと

太りにくいところがあります。




ウエストー太りやすいです。

二の腕ー太りやすいです。




ですが、手の甲や足の甲が太ってて嫌っ!!

という人は、多くないはずです。




★           




テストをしてみましょう。




目をつぶったまま、

右手の中指で丸を書いてください。




かなり正確に円を描くことができます。







では、今度は左足のつま先で

脚全体を動かしながら丸を描くとどうでしょう。




眼を開けたままでも、かなり歪んだ円になりませんか?







手の場合、どこをどのように動かせば

綺麗な円が描けるか、微調整できるところまで

筋肉を細かくコントロールできるようになっているのに対し




脚は、大雑把な動きしかできなかったはずなのです。




実は、この自分の体の筋肉を

どこまで深く意識できていて

コントロールできるか。




これが、体型維持の鍵なんです。

手は、動きを微調整できるまで、

筋肉のコントロールができる場所のひとつです。

まんべんなく、筋肉を使えているわけなんです。

だから、余分な脂肪はつきにくい場所なんです。




だから、脂肪がつきやすい場所というのは

たいてい、この筋肉の感覚が鈍いところの

ハズなんです。




なので、シェイプアップのエクササイズも

この筋肉を細かく意識するかどうかで、

結果はまったく違うはず。

トライして見てください。




最後まで読んでいただきありがとうございましたm(._.)m